ストラトスフィアまとめ
ストラトスフィア
牝
母 コズミックウィッシュ
鮫島一歩厩舎
募集金額 3万/500口
戦績 16戦2勝〔2-0-0-14〕
馬代金 25175円【割引あり】
収入 57831円
支出 62792円
合計 -30136円
2017年
9月に出資。
イジゲンの下で兄弟の勝ち上がり率も悪くない、身体が小さいとか馬格がないわけでもないこれで3万とか安いやろうと飛びつきました。
しかし、現実はそんなに人気はなく結局満口にはならなかったと思います。
10月
砂のぼり発症。特に大事には至らず。
2018年
1月
下旬に吉澤ステーブルへ移動。
2月
坂路1F18秒くらいで調教。
今思えば、育成のスタートが遅すぎる。
4月
中旬に馬名決定。
『ストラトスフィア』
馬名の由来 成層圏。母名より連想。
いい名前です、スフィアと言う愛称も呼びやすいし。
9月
28日にようやく本州へ移動。
ワラウカド第2世代の中では最後の移動。
台風の影響もあり吉澤ウエストに到着するのは10月7日。
馬運車で暴れたようで、すこし外傷も負ったとの事でした。
12月
14日にようやく栗東トレセンへ。
21日ゲート試験合格。
第一世代の出資馬レイローも12/21にゲート合格でこの頃はなんとなく重ねてしまい嫌な予感がしてました。
2019年
2月
その後吉澤ウエストに戻して調整。
瞼を怪我したり、軽い頓挫をしたものの
2月上旬に栗東へ移動。
3月
ぎりぎり新馬戦には間に合って
3/3のひな祭りの日にデビューを迎えました。
17日。
中1週で二戦目。
距離短縮と芝スタートでどうかな~と懸念してましたが
楽に前へ。この時点ではまだまだダート馬だと思ってました。
4~5月
岩崎ステーブルで鍛え直し。
ただ、そんなに時計などの面で目立ったパワーアップは無し。
ワラウカドはディープ産駒以外ダメかと
半分諦めモードになってました。
7月
6日。3戦目、ここで芝を選択してきました。
この時点では半信半疑というより疑のほうが上回ってるぐらい。
結果は5着で優先確保。
諦めかけてただけに5着とは言え嬉しかったですね。
27日。
4戦目、距離短縮に叩き2走目。先行型の開幕週と期待できるワードが揃ってました。
ここの勝利は嬉しかったです。
重賞馬の下なのに低価格に不人気、遅生まれ、
そして、デビューも遅れた上に期待したダートで2戦惨敗。
勝ち上がりは厳しいと思った所でのこの変わり身は
勉強になりました。
この後は夏負けもあり休養へ。
10月
20日。期待と不安の昇級戦。
抜群のスタートも柴山騎手は逃げてくれず…
11月
9日。まさかの1番人気で迎えた6戦目。
柴山騎手と相性は良くなくて、今度は出負けで惨敗。
12月
14日。この年、七戦目。
タフによく走ってくれて、すごく楽しませてくれるいい馬です。
再びダート挑戦。
15着と大惨敗。このレースが最後のダート挑戦になりました。
ここから少し長い休養になり復帰は4/14。
2020年
4月
14日。
9着と惨敗も1着馬とは0.3秒差。展開が向かないレースでした。
27日、中1週でもう1度福島。
なかなか思った展開にならず、ハマり待ち状態。
ここから8月の小倉まで調子を維持するような調教で待機に。
8月
16日。待ちに待った1年前勝った舞台へ。
いいスタートが出来たものの
ハイペースを嫌って控えたのが仇になり惨敗。
この惨敗で優先取れなかった事で地獄の放置が始まります。
8/19にアカデミーへ移動。
1F15~16秒で調整し続けます。
9/11の報告では声が掛かれば、
いつでも移動出来ますとのコメント。
ここから12月まで音沙汰はなく、
12/4にようやくスフィアにあった番組が無い為
年明けの小倉まで待機との指示。
2021
1月上旬にようやく移動。
2月
7日。中24週でようやく復帰戦。
何も頓挫なかったのにここまで復帰に時間がかかりました。
この放置に関してワラウカドはどう思ってるのか
聞かせてもらえるなら聞きたいくらい。
そんな不満だらけの中、単勝17番人気のスフィアが激走。
スフィアには再々救われる場面がありました。
3月
7日。疲れもあって小倉開催中にもう1戦間に合うかという感じでしたがなんとか最終日に間に合ってくれました。
人馬ともよく頑張ってくれました。
小倉で惨敗した時はまさか2勝目を出来るとは思ってませんでした。
レース選択、調子、条件、鞍上、展開色々と嵌って勝てたんだと思います。
どれか1つ欠けても勝てなかったと思います。
放置もあったけど鮫島調教師はいい先生だったと思います。
5月
2日。楽しみな昇級戦。
出遅れで終了。
まあ、しょうがない。
この後、相性のいい小倉で復帰予定との事。
11月に引退なんだし、使えるなら使って欲しいのが本音。
7月
4日。小倉でなく福島で復帰。それなら中京でも良かったんじゃないかと思ったり。
ハイペースで沈んだけど、やりたい事は出来たレース。
17日。
中1週で小倉。ここまで4戦2勝の小倉スプリント。
ちょっと楽しみにしてました。
結果は思い切った逃げはせずにスタート後キョロキョロ。
結局、控えて後方のまま何もできずに終了。
フラストレーションの溜まるレースでした。
8月
7日。距離を延長して仕切り直し。
結果は惨敗でしたが、スフィアらしいレースをしてくれました。
直線止めるまでは気持ちよく走ってました。
距離延長もダメでダートもおそらく無理。スプリントだと気持ちよく先頭で走るのは厳しい。さあ、どうするんだろうと思ってたら、登録抹消でファンド解消との報告。
今後は故郷のパカパカファームで繁殖馬として戻るようです。
次世代への道が繋がったのがまずは一安心。
ストラトスフィアはいいお母さんになれると思ってます。
スピード型でサンデーを持ってない。しかも、重賞馬の下という良血。
きっと繁殖相手に合わせたいろんなタイプの仔が産まれてくると思います。
ワラウカドは辞めてしまうので出資は叶わないですが応援はしていきます。
ゆっくりとした晩年を過ごしてくれたら幸いです。
出資からおよそ4年。
楽しませてもらいましたし、勉強させられることもありました。
血統だけを見て、ダート馬と思って出資したら芝馬。
馬体を見返すとダート馬という雰囲気ではないのかもしれませんが
兄のイジゲンにそれなりにシルエットが似てたのも確かです。
血統は面白いものでスフィアはちゃんとエンパイアメーカーの仔で
揉まれたら走る気を無くす所はありました。気分良く走ってるとスイスイ逃げてくれたり、それなりの個性がありました。
調教師の大事さも学ばせてもらったように思います。騎手の進言で芝が合いそうという話を受けての芝挑戦。柔軟に考えない先生の元であれば未勝利で終わってたかもしれません。昨年の放置はどうかと思う部分もありましたが、スフィアにとってはいい先生だったと思います。
引退で寂しくなりますが、いい仔を産んでまた楽しませて欲しいですね。
ストラトスフィアと関係者様
お疲れさまでした。
そして、ありがとうございました。