シェノン 9戦目
7/25
3歳未勝利
札幌競馬場
D1700m
吉田隼人騎手
スリーアウトによる出走制限で5/17以来の実戦になるシェノン。
ファンタストに戻して、身体をリフレッシュして、
デビューから30kgマイナスになった馬体も
7月初旬には494㎏とほぼ身体を戻してきたシェノン。
てっきり、二桁増のプラス体重で出てくるかと思ったら、
レース当日の馬体重は468kgと+2kg。
トレーナーの手応えとしてはこのくらいの体重のイメージなんでしょうか。
枠は7枠12番。
前の位置を取る為にも内が欲しかったですね。
振り返っていきます。
スタート、反応はまずまず。
ただ、ダッシュ力はないので前が取れない。
外から13番エンペラーズパレス一気のダッシュで先頭へ。
1コーナー。
シェノンは先頭集団の直後の6番手。
なるべく前の位置が欲しかったですが
外を回らせ続けるよりはいい位置だったと思います。
3コーナー前。
ペースも落ち着いて、2馬身差。
先頭馬の競馬をシェノンがやりたかったですね。
シェノンも手応えよく、この辺りから上がっていく。
勢いよく直線へ。
ただ、ここから脚色はみんな同じに。
この時期の未勝利戦らしいレース、どの馬も上がり38秒前半くらい。
なんとか、優先出走権の為にも5着以内が欲しい所。
デビューの頃からですが、直線で前の馬を交わす決め手の脚がないシェノン。
かなりのファイトを見せてくれましたが、6着。
優先権取れず。
馬体重に疑問がありましたが、最後までしっかり走ってましたし、
力は発揮できてたかなとも思います。
今回勝った馬のようなレース展開がシェノンにとっては理想的に思います。
ただ、現状のシェノンのダッシュ力で先頭奪うのはかなり難しい。
直線の決め手もなく八方塞がりのようにも感じますが
シェノン自身は頑張ってくれてるので、奇跡を信じるしかないですね。
調教師を批判するつもりは全くありませんが
個人的な思いとしては490kgくらいの馬体重で
もう1度レースに出て欲しい。
どうしても、こんなもんじゃないと思ってしまう。
シェノンに関係者様、お疲れ様でした。